1952-03-20 第13回国会 参議院 文部委員会 第19号
助成するということはいいけれども、助成しようとして却つて私学という基本的なものを殺すようなことになりはしないか。それを救う立場から、本当に私学側を代表するところの人物を是非ともここに入れて見る、こういう結論が私は出て来るのじやないかと思う。
助成するということはいいけれども、助成しようとして却つて私学という基本的なものを殺すようなことになりはしないか。それを救う立場から、本当に私学側を代表するところの人物を是非ともここに入れて見る、こういう結論が私は出て来るのじやないかと思う。
それから一面回収がうまく行くということは、これは非常に無理が伴う場合には、却つて私学の振興に障害を与える場合があると思うのですが、そういう点についてどういうふうなお考を持つておられるのか、大体無理のない状態で、この貸付けた資金が回収される見込があるのかないのか、こういう点を御説明願いたい。
○政府委員(久保田藤麿君) 大野委員の御質問にもちよつとお答えしたと思うのでありますが、非常に抽象的な形以外にお示しすることは、その條項を只今おしやるような基準的な形で持つて参りますということは、却つて私学審議会の活動を拘束するような危険が考えられますので、例えば今現在の段階では、たまたま教職員の適格審査に絡んで先生が二人以上、生徒が二十人以上には一応その施設は学校的なものと考えて、それに従事する関係